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予防できることは予防しよう!

本の感想や雑感

最近,歯医者に通っています。
歯医者に行った後はかなり憂鬱になります。

私は小さい頃にあまり歯磨きをしていないめんどくさがりでずぼら少年でした。そのせいで,小中学生の頃によく歯医者に通っていました。けっこう深い虫歯もあったような記憶があります。
今思えばなんと馬鹿なことでしょう。
虫歯は正しく歯磨きをすれば予防できたものなのに。
大人になってからはしっかりと歯磨きをしていますが,あとの祭り。
小さい頃に治療した虫歯の銀歯の下に虫歯が出来てしまいさらに深くなるという始末。
一度失われたものは戻らないことを小さい頃の自分にきつく言って聞かせたい。

ただ歯医者に行くのも悪いことばかりではありません。
ひとつ良いことは,患者は医療者と対峙するときにどのような気持ちなのかを我が身で感じることができることです。普段は医療者側なので患者側になることは視点が変わって面白いです。
歯医者さんのちょっとした言葉に傷つく意外とナイーブな自分を発見します。患者は医療者の一挙手一投足をよく見ている。自分も医療者側として発言のニュアンスや表情,振る舞いに気をつけねば。やはり患者側としてはとても不安なので安心させられる医療者の態度というのは大事だなと感じます。

歯医者をでて憂鬱になったあと,ふつふつと心にたぎる思いを感じます。
理学療法士として予防できるものは予防しよう!と。

ふと,二ーバーの祈りを思い出しました。

God, give us grace to accept with serenity
the things that cannot be changed,
Courage to change the things
which should be changed,
and the Wisdom to distinguish
the one from the other.
-Reinhold Niebuhr-

身体のことで,”変えることのできるものと,変えることのできないものを,見分けることのできる賢さ”を得られるよう,そして理学療法士としてそれを人に伝えることができるよう,最新の知見を学び続けようと思います。

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